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それでも それでも それでも 齋藤陽道

1,980円

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装丁:祖父江慎+藤井瑶  仕様:A5判変形 並製 オールカラー 184ページ 発刊:2017年8月 ISBN:978-4-904292-75-4 C0095 写真家・齋藤陽道が言葉と写真で綴った初めてのエッセイ集です。ここでは書籍紹介の他、「あとがき」全文、著者直筆紹介、動画などで本の魅力をお伝えします。ぜひご覧ください。 ただ見るだけのことの貧しさを ぼくはよく知っている。 だからこそ、ぼくは写真をやるうえで 言葉すくなき者の、忘れ去る日常の断面の、 その奥を見ようとしなければならなかった。  ―あとがき「眼に見えるだけのものの奥へ」より あとがき全文はこちら http://www.nanarokusha.com/afterword_soredemo 雑誌「週刊金曜日」にて、2012年から現在まで続く同名タイトルの連載から約80作品を著者自ら選出し、書籍化にあたり幾度も加筆・修正を行いました。 その言葉は、写真を説明するものではなく、「忘れ去る日常の断片の、その奥を見ようと」し続ける、齋藤の写真論でもあり、日々の記録でもあります。 書き下ろしによる長文のあとがき「眼に見えるだけのものの奥へ」では、聴覚障害をもつ齋藤の幼少期の忘れがたい記憶や、友人家族からの手紙など、印象的なエピソードによって、本書タイトルに込めた想いが描かれています。 ブックデザインは、良書を生み続けるコズフィッシュの祖父江慎・藤井瑶の両氏に担当いただきました。本書のために考案された、透けるほどの薄い紙を表紙に起用した製本(命名:はおり製本)でこれまで以上に開きの良い柔軟な造りに。写真、文章、製本と、どれも一貫した柔らかさと強さのある一冊となりました。 〔プロフィール〕 齋藤陽道(さいとう・はるみち)  1983年東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。 2010年写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年ワタリウム美術館にて新鋭写真家として異例の大型個展を開催。近年はMr.Children やクラムボンといったミュージシャン、俳優・窪田正孝との作品など注目を集める。 写真集に『感動』(赤々舎)、『宝箱』(ぴあ)、宮沢賢治の詩を写真で翻訳した『写訳 春と修羅』(小社)がある。 2017年、7年にわたる写真プロジェクト「神話(一年目)」を発表。

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