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あなたに犬がそばにいた夏 岡野大嗣、佐内正史

2,090円

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景色が先に浮かぶとき、たぶんそれは本当の記憶̶̶。 2023年と24年の夏の大阪、2年をかけてつくった短歌102首と写真42枚を収録。造本は180度本が開くコデックス装で写真と短歌が美しく展開されます。 【著者より】 《岡野大嗣コメント》 東京から黄色い車でやってきた佐内さんと歩いた夏。 短歌が写真に、写真が短歌になる瞬間をお楽しみください! 《佐内正史コメント》 写真の時差の中にいた2年間! 「そば犬」をよろしくお願いします! 【収録歌より5首】 人がきて信用金庫の自動ドアひらいて夏がひらめいていく きらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く 声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている 郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして 【プロフィール】 岡野大嗣(おかの・だいじ) 歌人。2014年、第1歌集『サイレンと犀』を刊行。2018年に木下龍也との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、2019年に谷川俊太郎と木下龍也との共著『今日は誰にも愛されたかった』、第2歌集『たやすみなさい』、2021年に第3歌集『音楽』、2023年に第4歌集『うれしい近況』、2024年に短歌と散文集『うたたねの地図 百年の夏休み』、作品集『時の辞典 365日の短歌』を刊行。 佐内正史(さない・まさふみ) 写真家。1997年、写真集『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。2008年に独自レーベル「対照」を立ち上げる。近著は『写真の体毛』『静岡詩』『写真がいってかえってきた』。曽我部恵一とのユニット “擬態屋” では、詩と朗読を担当。境界線はない。近年の展覧会に「展対照〈第二部〉」Vacant(東京、2025年)、「写真がいってかえってきた」book obscura(東京、2024年)、「静岡詩」タカ・イシイギャラリー(東京、2023年)、「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、など。 【書籍概要】 『あなたに犬がそばにいた夏』 著者:短歌 岡野大嗣、写真 佐内正史 仕様:B6変型、コデックス装、156ページ    オールカラー、短歌102首・写真42点収録 装丁:佐々木暁 価格:1,900円(税込2,090円) ISBN:978-4-86732-031-0 C0092

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