new
歌人・東直子さんの初めての「詩集」をナナロク社から刊行いたします。
1日1行、365日の朝の空を綴った詩に、横山雄さんの線画が彩る一冊です。
【書籍概要】
『朝、空が見えます』
著者:東 直子
画:横山 雄
装丁:名久井 直子
仕様:B6 上製 146頁
価格:1,870円(税込)
ISBN:978-4-86732-024-2 C0095
発売:2024年1月上旬
【本書について】
2017年1月1日から12月31日まで、Twitter(現在はX)に毎朝、「おはようございます」から始まる一文を投稿し、その日の空の様子を言葉で伝えていました。この本はそれを纏めたものですが、1月1日以外の「おはようございます」を省略し、1日ずつ立たせ、1年を通して一編の詩のように纏めました。太陽をひとまわりしながら眺めた早朝の空です。(巻末「空のあとがき」冒頭より)
【著者プロフィール】
東直子(ひがし・なおこ)
歌人、作家。第7回歌壇賞、第31回坪田譲治文学賞(『いとの森の家』)を受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』、小説に『とりつくしま』『ひとっこひとり』、エッセイ集に『一緒に生きる』『レモン石鹼泡立てる』、歌書に『短歌の時間』『現代短歌版百人一首』、絵本に『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)などがある。「東京新聞」などの選歌欄担当。近刊にくどうれいんとの共著『水歌通信』がある。鳥好き。