200ページのカラー写真と、5万字に及ぶ3週間の旅の日記。
写真家・文筆家の植本一子が、7ヵ国14都市にある17の美術館を旅して、現存するフェルメール全35作品を撮り下ろしました。
フェルメールの筆遣いと息づかい、絵画とそこに集う人々をカメラとペンで記録した「全点踏破」の旅を体験する、新しい美術書です。
〔著者プロフィール〕
植本一子(うえもと・いちこ)
1984年広島県生まれ。2003年キヤノン写真新世紀で荒木怪惟氏より優秀賞を受賞。広告、雑誌、CDジャケット、PV等で活動を続ける。主な著書に、『かなわない』(タバブックス)、『家族最後の日』(太田出版)、『降伏の記録』(河出書房新社)など。